電気に携わって30年、FA(Factory Automation)における 電気設計 おこなっています。 電気設計 に携わっている皆様に 分かり易さをモットーに日々の体験談を交えながら 安心・安全で敏速な 電気設計 を実現して 頂く事を目的としております。 皆様のノート代わりにして拝見して頂ければ幸いと存じます。 |
■ ビットがシフトするシフト命令
シフト命令は、ビット処理で文字通りビットが右や左にシフトする命令です。
三菱電機製のシーケンサですと右にシフトする命令をSFRで左にシフトする命令がSFLになります。
オムロン製のPLCですと右にシフトする命令をSHRで左にシフトする命令がSHLになります。
シフト命令は、キャリフラグがあるので注意が必要です。
だた、キャリフラグを使用するか使用しないかもあります。
私は、シフト命令で異常内容画面の検索に使用したことがあります。
異常がいくつも発生した場合に、該当する異常内容画面が表示されるというものです。
異常が発生したビットに異常データレジスタにビットに割付ます。
その異常データレジスタと検索データレジスタを比較して
そこにマッチしたら検索を止めて該当する異常内容の画面のビットをONして、異常内容画面を表示しました。
異常解除して他にもある場合は、検索を進めてマッチングしたらまた異常内容画面を表示しました。
人気ブログランキングの 科学・技術(全般) ランキング に登録しています。 応援して頂けると幸いと存じます。
■ 転送命令の使い訳
三菱電機製のシーケンサには、転送命令としてMOVがありMOVの頭にDとB,FなどがついたDMOV,BMOV,FMOVなど命令語があります。
既にご存知かと思いますが、どれも転送命令です。
MOVは、16bitデーターで頭にDを付けるとDMOVは、32bitデーターに変わります。
それ以上のデーター転送を行いたい時は、BM0Vでおこないます。
BMOVは設定データで指定分のデーターを転送します。K5であれば5ワード分のデーターを転送します。
大量のデーターを転送する時に使います。
FMOVは、指定した同じデーターをn分転送します。データーを初期化する時によく使います。
他にもありますがデーターの種類が、浮動少数点,文字列データであったりします。それぞれEMOV,$MOVという命令語になります。
人気ブログランキングの 科学・技術(全般) ランキング に登録しています。 応援して頂けると幸いと存じます。