FA電気設計ノート blog



2010年8月 3日

■ 直流電磁接触器の突入電流で その1

FA機器メーカの中でも富士電機さま製の製品でオートブレーカや漏電遮断器や電磁接触器・開閉器などをどちらかと云うと選定をして設計をしておりました。


富士電機さま製の製品で、大容量の直流電磁接触器が、カタログをなにげに見ていると電源投入時の突入電流が大きいのに気づきました。
「やけに大きいけど大丈夫なのか気になりました。」
一瞬なので大丈夫だと思ったりしました。

皆さんは、どう考えるますか。

一瞬でも必要な電流は必要でしょうか。


迷ったときは、メーカの富士電機様に確認してみると良いですね。

それで、電話で確認したところやはり直流電源を大きな容量が必要というご回答をいただきました。

突入電流に必要な直流電源を選定して設計しました。


かなり容量の直流電源が必要になることがわかりました。
また、制御盤のスペースが余りありません。

仕様書によるとここは、直流が必要なのですが。
直流の電磁接触器をやめて交流の電磁接触器に変更できないか思いきってお客様にご相談しました。


納期が迫っていることもあり「人が触っても電気に触れないように」と条件をご提示していただきご対応することになりました。


カバー類は充実しているので直ぐさまご回答して大丈夫でした。




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