FA電気設計ノート blog



2007年6月26日

■ 空圧機器の動作端

本来、シリンダーの動作端のセンサーは、
動いている時にOFFで動作端にきたらONします。


すなわち、ON→OFF→ONとなります。
シリンダーに取り付けているオートスイッチであれば、まず大丈夫です。


シリンダーのオートスイッチでなく、近接センサーに変更する場合があります。
その場合に、ドグの取付によって動作している間にセンサーがONする場合があります。


すなわち、
動作している間に、センサーがON→OFF→ON→OFF→ONを繰り返します。


ソフトの作りは、動作端が、ONした時に次のステップにいくように
作っていますから、同然動作の途中から次のステップに行き、
本来と違う動きをします。


このような場合は、
メカを改造して頂ければ、大丈夫でしょうが、ソフトでもとりあえず直す事ができます。


動作端にきたらタイマーを入れて一定時間ONしていれば
動作端に到着とすれば良いのです。
このような対策をすれば、途中でONしても大丈夫です。


ラダーで書くと

     X0                   T0 K1
  |-] [-------------( )--|


ニーモニックでは、

LD X0
T0 K1

となります。





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