FA電気設計ノート blog



2005年8月27日

■ ノイズフィルタの選定

ノイズフィルタの選定は、基本的に定格電流及び定格電圧以内であれば大丈夫です。
但し、ノイズフィルタの2次側に直流電源などの突入電流がある場合は、気をつけた方がいいです。


メーカ及びその製品について違いがありますが突入電流の対策がとられています。
突入電流の対策として、突入電流の流れている時間と突入電流の値が保証されています。
カタログには、書いていないので問い合わせる必要があります。


設計を行っていて、「過去の図面を参考に設計をして下さい。」となる場合があります。
それで、図面を見ると
ノイスフィルタ AC200V 10A 使用機器は、AC200V 3A
どう考えてもノイズフィルタの選定が、大きいと考えます。
コストアップにも繋がります。
当時として、製品がなかった場合もありますが、少しでもコストダウンを考えると設計の見直しも必要とだ思いました。


突入電流については、

1.負荷が何であるか
2.突入電流値
3.突入電流が流れている時間

の3項目が分かれば大丈夫です。





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Category : 機器の選定

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