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■ 覚えたつもりの桁指定(K) |
三菱電機製のPLCを使用すると、ビットデータをワードデータとして使用できる大変便利な機能があります。ビットデータの前に桁指定(K)をすることでワードデータとして使用できます。
K4は、16ビットだったかな・・・・・
K2だと、そうすると半分だから8ビットになるな。
また、逆に
4ビットの桁指定は、いくつだったかな・・・・・
16ビットの時は、確かK8だったと思うけど。
そんな事って良くありませんか?
私だけでしょうか?
面倒でしたが、すんなり覚えたでしょうか?
覚えたつもりが忘れていたことがしょっちゅうです。
ワードデータは、ビットデータではビットが16個集まって1ワードとなります。
2ワードは、特にダブルワードデータと呼びビットが32個集まっています。
すわなち
1ワードは、16ビットで,
2ワード(ダブルワード)は、32ビットです。
そこで、ビットデータの前に
K1 4ビット
K2 8ビット
K3 12ビット
K4 16ビット
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K5 20ビット
K6 24ビット
K7 28ビット
K8 32ビット
ビットデータは、K1からK4まででダブルワード(2ワード)は、K1からK8までとなります。
桁指定に4を掛けるとビット数になります。
K4×4=16ビット
と論理だてて覚えるとすぐに活用できます。
皆様は、ご存知だったかと思いますが
K□は、□の数字に×4とすると何ビットだか分かります。
ここで、勝手ながら「桁指定の法則」と名付けさせて頂きます。
どんな時に便利でしょうか?
デジスイッチを入力した時にこの桁指定が役立ちます。
例えば、
X0~X4 1桁目
X5~X7 2桁目
X8~XB 3桁目
XC~XF 4桁目
16ビットデータとして取り込みD0転送するには、
LD SM400
MOV K4X0 D0
となります。
打ち込む手間を省けデバックの効率も良くなります。
忘れたらまた見に来て下さいね。
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