FA電気設計ノート blog


はじめに
初めまして、電吉郎(denkichirou)と申します。
電気に携わって30年、FA(Factory Automation)における
電気設計 おこなっています。
電気設計 に携わっている皆様に
分かり易さをモットーに日々の体験談を交えながら
安心・安全で敏速な 電気設計 を実現して
頂く事を目的としております。
皆様のノート代わりにして拝見して頂ければ幸いと存じます。


2007年7月 1日

■ CAD 入力を速くするコツ

CAD 入力を速くするコツは、入力を少なくする事です。
言い換えれば、
始めから一から描かない事です。


キーワードは、「コピーして貼り付け」です。

全く同じであれば、そのままファイルごとコピーします。

同じ訂正箇所があれば、一つコピーして貼り付けていきます。


その時
AutoCAD LTを二つ起動します。
左を元になる図面を開き、右に訂正する図面を開きます。

元になる図面の箇所を範囲して基点コピーします。
そして、右に開いた図面に貼り付けていきます。

1クリックで変更ファイルに飛ぶ事ができます。


文字の変更であれば、連続で置換していきます。
置換方法を参照して下さい。






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2007年6月23日

■ ストレッチ「stretch」で固まる

AutoCAD LTで、ストレッチ に慣れていない時にどうしようと
一瞬、固まった事がありました。


それは、
四角の中に円があったとします。
全てを ストレッチ するのが一番楽なのですが、
四角の部分だけを左に ストレッチ したいのです。


範囲指定すると円にかぶってしまい、どうしたら四角の部分だけ ストレッチ できるのか
迷った事が原因でした。


このような場合に、3つの方法が考えられます。

①四角の端だけを伸ばしたい時に円が邪魔になります。
その時は、無理せずにまず先に四角の左上だけを ストレッチ をして、
次に左下を ストレッチ をします。


②四角の中の円をまずどこかに退避します。
四角の左端上下にかかるように範囲指定して ストレッチ をします。
そして、円を元に戻します。


③円または四角の画層を変更して、
四角の左端上下にかかるように範囲指定して ストレッチ をします。
そして、元の画層に戻します。


私は、①を良く実行します。慣れの問題だと思いますので、
それぞれ工夫すると良いでしょう。





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2007年5月30日

■ 文字の検索/置換「find」

AutoCAD LTで文字の検索/置換「find」は、
文字を一遍に置き換えするのに便利なコマンドです。


気をつけなくてはいけないのは、
全ページで検索すると余計なところまで
置換「find」してしまう事です。


AutoCAD LTにしてみれば正しく置換「find」しているのですが
設計者にしてみれば「何を余計な事!!」
となるのでは無いでしょうか。


それを防ぐ為に

① 範囲を限定して置換「find」をおこないます。

② 置換文字を多くとるようにします。

③ 置換する文字を数えておき、置換「find」した後に
何文字置換したかわかるのでそこで確認します。

④ 一括で変換しないで一個ずつ確認しながら変換します。


などの対策で
置換「find」をおこなうとAutoCAD LTも素直に実行してくれます。





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2006年10月15日

■ ファイルダイアログボックスの表示「FILEDIA」

通常、AutoCAD LTのファイルダイアログボックスで
ファイル名を選択して開いたり
保存する時に別のファイル名を付けたりします。

システム変数で「FILEDIA」の初期値が、「1」だからです。


マクロを実行していて途中で中断すると
時々、コマンドラインになっていて
ファイルを開いたり、名前を付けて保存したりすると
ファイルダイアログボックスの表示ができなくて
戸惑ってしまいます。


そんな時は、慌てずにティルダ「~」を入力すると
ファイルダイアログボックスが呼び出さされます。


まずは、一安心。
元に戻すために、「FILEDIA」を使用します。


コマンド: FILEDIA [Enter]
FILEDIA の新しい値を入力 <0>: 1 [Enter]
コマンド:


FILEDIA」と入力して「1」を入力すると復帰します。





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