FA電気設計ノート blog



2010年6月21日

■ おもいでの線番

かなり古い制御盤の修理をすることなりました。
蓋を開けるとなんとビックリ!

リレーのa接点相互の端子台から配線してある線番が2つ同じになっています。
修理だったのでまだよかったのですが、これが改造ですと大変ですね。

線番が信用できないのでひとつひとつ電線を確認しなければいけません。

ちゃんと図面になっていると後で改造するときも安心ですね。
このような場合は、回路図に記載しておくと親切ですね。


制御盤の中を覗くと線番と云って機器や端子台などのところに電線に番号が入っている白いチューブがあります。たまに色がついた黄色などのチューブがありますね。

チューブに色がついている場合は、盤の外にいくとか特別な用途などに使用します。

この線番は、どこからどこまで配線されいるか?
電源線なのか信号線なのか何の電線なのかがわかるようになっています。

このような場合は、回路図に記載しておくと親切ですね。


電気回路図には、線の上に番号が書いてあるのがそうですね。

電源の元から線番を決めていきますので、大概若い番号で、だんだんと大きくなった番号になります。

電線に線番を入れて圧着や半田付けをして配線していきます。

PLCの入出力に関しては、入力ユニットならば入力のデバイスを使用して出力ユニットなら出力のデバイスを使用します。


機器の端子が別なところでは端子番号が違います。端子が同じところ、すなわちパラレルに電線がでるところは、線番は同じですね。

電気設計者も、配線の仕方を理解していると線番の入れ方をスムーズになります。



 人気ブログランキングの 科学・技術(全般) ランキング に登録しています。  応援して頂けると幸いと存じます。



Copyright 2005~2019 (C) denkichirou All Rights Reserved