FA電気設計ノート blog



2007年5月26日

■ 端子表の設計

端子表は、どちらかというと図面の最後に描くことになります。
それまでは、配置図も大凡で描きます。


① 規格がなんであるか確認します。

日本国内であれば、JISで大丈夫です。ヨーロッパでは、CE
アメリカであれば、ULになります。


② 図面から容量と電線サイズで端子台の選定します。


③ 同じサイズの端子台で端子表を作成します。

この時は、まだ仮です。というのは実際に配置してみないと
盤の中に納まるかどうか検討が必要です。
また、DCとACも分けて検討します。


IDEC株式会社から端子台のソフトが便利です。
登録が必要ですが、本当に便利です。
IDEC株式会社以外のメーカも登録すれば使用できます。
選定した端子台をDXFに変換できそのままCADで検討ができます。
極端な話、端子表としても使えます。


④ ③で作成した端子表から、内部配置図に端子台を配置してみます。

端子表どおりに配置できればOKです。
端子表どおりに配置できなければ、端子台を移動して内部配置図から端子表を見直します。


⑤ 配置が完了し部品表に記入すれば、端子表は大丈夫です。





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Category : 端子表

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