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2010年6月 7日
■ タイマーの変わに |
入出力が500点ぐらいのシステムを設計した時のことです。
PLCで使うタイマーをすべて使い切ったことがあります。
昔の話しですが、機種も古い話しです。ビルディングタイプでしたが、以外とタイマーの用意が少ないように思われます。
5mぐらいのコンベア中にバレットが、20~30入っていてバレットを監視するためにタイマーを使いました。
ひとつひとつを監視するのでものすごいタイマーを使いましたね。
こんな時に、応用命令を知っいると、タイマーと同じことができます。
それは、INC命令です。
INC命令は、数をひとつづつ加えていきます。
INC命令の前の接点は、1秒クロック(0.5秒オン時間で0.5オフ時間の周期バルス)にすると1秒タイマーになります。
比較命令で、設定したい時間をセットすれば大丈夫ですね。
1ワードデータであれば65535秒まで大丈夫ですね
時間になおすとおよそ18時間になります。
接点を1分クロック(0.5分オン時間で0.5分オフ時間の周期バルス)にすると1分タイマーになります。
このように、タイマーのコイルを使わずに応用命令を利用することで代用できます。
応用命令を理解することでラダープログラムの世界が広がりますね。
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Category :
PLCの基礎