FA電気設計ノート blog



2018年5月 5日

■ オーバーランセンサーと原点センサー無しの位置決め

位置決め制御を当初行っていたことは、原点センサーと必ずオーバーランのセンサーを付けていいましたが
コストダウンのせいか原点センサー無しのオーバーランも無しで行っています。

原点センサーは、座標を決めるために必要ですが、壁にぶつけてそこを原点とする方法をとっています。
オーバーランが無いぶん、行きつく先はしっかりとしたメカで対応していました。


利点を考えると、設計もしないくても良くなり、コスト削減になります。センサー1個の部品や取り付けや調整の手間が省けます。また
原点センサーが壊れて再度取り付けたとき、位置がずれる可能性がありますが、大幅な位置がずれることはないと思います。

回路図が、とてもシンプルなものになりました。


弊害は、あまりないような気がします。原点復帰の時は、速度が落ちるので側面に当てても大丈夫だと思います。

ただし、オーバーランの時はスピードも出ているので
弊害は、メカの負担が多くなると思います。ボールねじや側面にぶつけることになりますので剛性がしっかりしていることだと思います。



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