FA電気設計ノート blog



2006年10月 4日

■ 単位の接頭語

図面をチェックしているとトランス容量の単位で「kVA」,「KVA」と
単位の接頭語であるキロが、小文字の「k」や大文字の「K」で
混在して記載がありました。
ちなみにキロとは、1000倍の単位の接頭語になります。


なにげなく大文字の「K」を選択しましたが、
メーカのカタログを調べると
あるトランスメーカのカタログでは、大文字の「K」で、
別のトランスメーカのカタログでは、小文字の「k」でした。
これでは、どちらにして良いか判断がつきません。


JISでは、どうでしょうか!
単位の接頭語については、JISZ8203で記載されていました。


キロは、小文字の「k」で表記されているので
迷わず小文字の「k」を使う事にしました。

参考までに他の単位の接頭語を掲げます。

  10の整数乗倍を現わす接頭語
                
 倍数     接頭語     記号
 10^18    エクサ     E
 10^15    ペタ       P
 10^12    テラ       T
 10^9     ギガ      G
 10^6     メガ      M
 10^3     キロ      k
 10^2     ヘクト     h
 10       デカ      da
 10^-1     デシ      d
 10^-2     センチ     c
 10^-3     ミリ      m
 10^-6     マイクロ   μ
 10^-9     ナノ      n
 10^-12    ピコ       p
 10^-15    フェムト     f
 10^-18    アト       a





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Category : 1 電気理論

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