電気に携わって30年、FA(Factory Automation)における 電気設計 おこなっています。 電気設計 に携わっている皆様に 分かり易さをモットーに日々の体験談を交えながら 安心・安全で敏速な 電気設計 を実現して 頂く事を目的としております。 皆様のノート代わりにして拝見して頂ければ幸いと存じます。 |
■ CAD 入力を速くするコツ
CAD 入力を速くするコツは、入力を少なくする事です。
言い換えれば、
始めから一から描かない事です。
キーワードは、「コピーして貼り付け」です。
全く同じであれば、そのままファイルごとコピーします。
同じ訂正箇所があれば、一つコピーして貼り付けていきます。
その時
AutoCAD LTを二つ起動します。
左を元になる図面を開き、右に訂正する図面を開きます。
元になる図面の箇所を範囲して基点コピーします。
そして、右に開いた図面に貼り付けていきます。
1クリックで変更ファイルに飛ぶ事ができます。
文字の変更であれば、連続で置換していきます。
置換方法を参照して下さい。
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■ ストレッチ「stretch」で固まる
AutoCAD LTで、ストレッチ に慣れていない時にどうしようと
一瞬、固まった事がありました。
それは、
四角の中に円があったとします。
全てを ストレッチ するのが一番楽なのですが、
四角の部分だけを左に ストレッチ したいのです。
範囲指定すると円にかぶってしまい、どうしたら四角の部分だけ ストレッチ できるのか
迷った事が原因でした。
このような場合に、3つの方法が考えられます。
①四角の端だけを伸ばしたい時に円が邪魔になります。
その時は、無理せずにまず先に四角の左上だけを ストレッチ をして、
次に左下を ストレッチ をします。
②四角の中の円をまずどこかに退避します。
四角の左端上下にかかるように範囲指定して ストレッチ をします。
そして、円を元に戻します。
③円または四角の画層を変更して、
四角の左端上下にかかるように範囲指定して ストレッチ をします。
そして、元の画層に戻します。
私は、①を良く実行します。慣れの問題だと思いますので、
それぞれ工夫すると良いでしょう。
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■ 文字の検索/置換「find」
AutoCAD LTで文字の検索/置換「find」は、
文字を一遍に置き換えするのに便利なコマンドです。
気をつけなくてはいけないのは、
全ページで検索すると余計なところまで
置換「find」してしまう事です。
AutoCAD LTにしてみれば正しく置換「find」しているのですが
設計者にしてみれば「何を余計な事!!」
となるのでは無いでしょうか。
それを防ぐ為に
① 範囲を限定して置換「find」をおこないます。
② 置換文字を多くとるようにします。
③ 置換する文字を数えておき、置換「find」した後に
何文字置換したかわかるのでそこで確認します。
④ 一括で変換しないで一個ずつ確認しながら変換します。
などの対策で
置換「find」をおこなうとAutoCAD LTも素直に実行してくれます。
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■ ファイルダイアログボックスの表示「FILEDIA」
通常、AutoCAD LTのファイルダイアログボックスで
ファイル名を選択して開いたり
保存する時に別のファイル名を付けたりします。
システム変数で「FILEDIA」の初期値が、「1」だからです。
マクロを実行していて途中で中断すると
時々、コマンドラインになっていて
ファイルを開いたり、名前を付けて保存したりすると
ファイルダイアログボックスの表示ができなくて
戸惑ってしまいます。
そんな時は、慌てずにティルダ「~」を入力すると
ファイルダイアログボックスが呼び出さされます。
まずは、一安心。
元に戻すために、「FILEDIA」を使用します。
コマンド: FILEDIA [Enter]
FILEDIA の新しい値を入力 <0>: 1 [Enter]
コマンド:
「FILEDIA」と入力して「1」を入力すると復帰します。
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