FA電気設計ノート blog



2019年6月 6日

■ 立ち上りや立下り微分の接点とaやbの接点のシーケンスプログラム

PLCになって接点に立ち上りや立下り微分を使う機会が増えてきています。
良いときもあるし悪いときもあります。
皆さんは、どうされていますか。


私は、まずa接点とb接点の通常の接点を使ったシーケンスプログラムを考えます。
デバックしているとどうしても理不尽なタイミングに遭遇した場合に立ち上りや立下り微分を使うようにしています。

最近は、b接点の立ち上りや立下り微分の接点を良く使うようになりました。
使い過ぎるとわけのわからいシーケンスプログラムになります。


本来、シーケンスプログラムはリレーの接点からきたものですからプログラムができると思っています。


ただ、通常の接点できるのですが、立ち上りや立下り微分の接点を使うと簡単にできる場合があります。
あるいは、立ち上りや立下り微分の接点でしかできないシーケンスプログラムもあります。


自己保持のプログラムは、2つの接点が必要になります。一つは、自己保持用で一つは自己保持解除用です。
一つの接点で自己保持して自己解除をするには、立ち上りや立下り微分の接点を使うしかありません。

お蔭様で、このプログラムは、結構重宝しています。


コストダウンで釦の数を減らすことができます。
その分ソフトにしはよせがきてプルグラムのステップが多くなります。

ある程度、FB(ファンクションブロック)やサブルーチン、プログラムからコピペしてできるようにまとめ、直ぐに対応できるようにしておくと便利です。



 人気ブログランキングの 科学・技術(全般) ランキング に登録しています。  応援して頂けると幸いと存じます。



Copyright 2005~2019 (C) denkichirou All Rights Reserved