FA電気設計ノート blog



2005年12月 1日

■ マイナス値の四捨五入

1軸の上下方向に移動する、
位置決めユニットのソフトを設計した時の事です。

位置決めの座標を決める為に演算した結果から有効桁数を少数点2位と決め、少数点第3位を四捨五入しました。

四捨五入とは、文字通り、数の位から1から4までを切り捨て、5から9までを切り上げます。


少数点第3位を四捨五入することは、

0.011から0.014までは、0.01で
0.015から0.019までは、0.02と

なります。


そこで、マイナスでは、どうなるか?


座標系で考えると
0を基準して+方向は、大きく-方向は、小さくすると考えます。

-0.011から-0.014までは、-0.01で
-0.015から-0.019までは、-0.02と

考えました。


数学的には、大丈夫かもしれませんが、
座標系の動きを考えた時には
マイナスの値は、絶対値をした上で四捨五入をしましょう。





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