FA電気設計ノート blog



2005年7月16日

■ 漏電,感電

財団法人関東電気保安協会の方が家に来て電気設備安全点検がおこなわれました。
屋外の点検は、メータ付近の配線状況と漏電の有無です。
屋内分電盤の点検は、ブレーカの配線状況と漏電の有無です。


漏電を測定して、0.014mAで1mA以下であれば正常です。
ブレーカと電線と接続してあるネジの緩みがあるかドライバーで締めて回るかどうかをチェックしました。
回らなければ正常です。


漏電とは、字のごとく漏れている電気の事です。電気が漏れる状態ちょっと想像がつきませんが、
これが導体と触れた時に始めてわかります。他に電気が流れます。
接触が悪いと火花が発生し、火災の原因にもなります。


水で例えるならば、
花壇にホースで水撒きをしている時、ホースの途中から針で穴を開けます。
そこから水が漏れている状態です。家の中で水が漏れて床が水浸しになり困ります。

ホースが電線で、電線の被覆即ち絶縁体が劣化した状態になり電気が漏れます。

人に触れた場合、人体が導体になり電気が流れます。これが感電です。


AC100Vであれば、ぴりぴりした痛みがします。

AC200Vであれば、ドーンと強烈な痛みが走ります。

AC400Vであれば、ドーンと強烈な痛みが走り暫くしびれます。


これが、電吉郎が感電した時の痛みです。

人の命に関わる事です。絶対に触ったりしてはいけません。
生きていて良かった!!





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