PLCの演算命令

演算というと足し算,引き算,掛け算や割り算が、
主な算術になるか存じます。

足し算や引き算で注意したいところは、
ワード数によって取り扱う数に制限があることです。

掛け算や割り算は、演算した結果で、
取り扱うワード数が変わってしまいます。

 

 

足し算の演算をカウンターとして使った場合で
100万回までカウントできるように設計します。

 

カウンターなので人が見てもわかるように10進数で考えます。
1ワード符号無しデータの場合は、”65535”までになります。
または、1ワード符号有りデータの場合は、”-32768~+32767”までとなります。

これでは、1ワードですと100万回にたりませんね。
ちなみに1ワード符号無しデータの場合は、”65535”までになるのでオーバーフローして
0からカウントしていきます。


2ワード符号無しデータですと、4294967295までの数を扱えます。
また、2ワード符号有りデータですと-2147483648~+2147483647までとなります。

これですと100万回のカウンターとして大丈夫ですね。


接点をONすると他で演算している結果が
ゼロになってしまったことがあります。

そこの接点の後には、2ワードデータの掛け算をしていました。

 

ここは、慌てずにご対応することですね。

接点をONするとデータがゼロになる。
    ↓
接点がONに対して何をしているか?
    ↓
そこには、掛け算をしていましたね。


2ワードデータと2ワードデータの掛け算をした結果は、2ワードデータと思い込んでいました。
何で結果がでないのだろうとなっていました。


ところが、
2ワードデータと2ワードデータの掛け算をした結果は、4ワードデータになります。
従って、2ワード分が重なって使っていたので結果が、0になっていました。

 

表記は演算どおりでは、ないのですが、
簡単に表現すると

掛け算

1W×1W=2W
2W×2W=4W

1ワードデータと1ワードデータを掛けると2ワードデータになり、
2ワードデータも同様に4ワードデータになります。


割り算

1W÷1W=1W 余り1W
2W÷2W=2W 余り2W

掛け算と同じに答えは2ワードを占有しますが、
割り算の場合は、1ワードは答えで、残りの1ワードは、余りになります。

2ワードデータの割り算も同じで
答えは、4ワードを占有しますが、
2ワードが答えて、2ワードが余りになりますね。

 

算術演算の足し算,引き算,掛け算,割り算には、
ワードの単位を気をつけましょう!

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