許容限界記入方法

FA分野でよく使われるスイッチや表示灯でφ30シリーズがあります。
これは、取り付け箇所の外形がφ30になっていて、
パネルカット寸法は、これより大きければスイッチや表示灯が取り付きます。

 

従って、パネルカット寸法は、

       +0.5
φ30.5  

になってれば、最大で、φ31で、最小でφ30.5でパネルカットして下さいという指示になります。

 

ホルソーで開ける場合は、φ30の次がφ31となるのでφ31となります。
油圧パンチで開ける場合は、φ30.5またはφ31があるので大丈夫です。

製作する上で、工具の違いにより差がでてきます。

 

そこで、JISでは、「長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法」があり、
JIS Z 8318 に規定されています。

長さ寸法の許容限界記入方法は、角度寸法と同じ適用を受けます。
 1. 許容限界を最大値と最小値の数値によって指示する場合。
 2. 許容限界を寸法公差記号によって指示する場合。
 3. 許容限界を寸法許容差によって指示する場合。
に分けられます。

1.の場合であれば、最大値で、φ31,最小値で、φ30.5となります。

2.寸法公差記号は、JIS B 0401「寸法公差及びはめあい」に規定されいます。

3.の場合が、上記で示したとおりで、今までよく見かけた記入方法になります。

 

製作の方法で、

「φ30シリーズの穴を開けは、ホルソーのφ31で開けています。
これでも宜しいでしょうか?」

許容限界方法を記入しておくと、こんな電話での問い合わせも少なくなるでしょう。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録


【スポンサードリンク】

このページの先頭へ