電路を保護する配線用遮断器とは

配線用遮断器とは、

開閉機構・引きはずし装置などを絶縁物の容器内に一体に組立たもので、
通電状態の電路を手動または電気操作により開閉することができ、
かつ過負荷および短絡などのとき、自動的に電路を遮断する器具をいう。
とJIS C 8370で規定されています。

といきなり書かれも戸惑うかもしれませんね。
段階を追ってまとめると

配線用遮断器は、絶縁されたモールドケースの中に電路を保護するために必要な機能が
収納されている器具です。

電路とは、普通に使用している状態で電気が通っているところをいいます。

負荷に電動機がある場合に、
配線遮断器から電磁開閉器を通って電動機に電線で配線した場合に
この電気の経路を電路すなわち電気回路を言います。


要は、配線用遮断器の2次側の回路を保護する電気器具です。


絶縁しているところがみそで、遮断器を手でさわっても大丈夫です。
あたりと言えばあたりまえです。


横みちにそれましたが、
その必要な機能とは、

  開閉機構
  引き外し装置
  消孤装置
  接点
  トリップボタン
  取っ手
  モールドケース
  端子部

が全てとなります。


開閉機構により電気を入れたり切ったりすることができ、
過負荷や短絡が起きた時に、遮断し電路を守ります。

引き外し装置は、遮断器の中枢な部分で、過大な電流を検知して開閉機構を動作させます。

過負荷電流及び短絡電流の検出動作する原理により、
熱動電磁式,完全電磁式,電子式の3つのタイプがあります。


消孤装置は、電流を遮断すると電極を引き外しアークが発生します。
そのアークを消すための機構です。

接点とは、固定された接触子と可動する接触子からなり、
遮断器に「入」「切」とかいてあるとおりに電気を入れたり切ったりするところです。

トリップボタンは、トリップボタンを押すことで簡単にトリップする事ができます。
従って、制御盤を出荷するため検査する時に付属のテスト有効です。

私も制御盤の検査をおこなうときに重宝しています。
作業が早く正確に済み時間短縮になります。


FA電気設計ノートでは、配線用遮断器の呼び方がいろいろとありますが
ここでは、Molded Case Circuit Breaker の頭文字を取ってMCCBとしますので
宜しくお願いします。

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