単相トランスの1次側を保護するには

単相トランスの1次側を保護する為には、ブレーカやヒューズが一般的ですが、
サーキットプロテクタや漏電ブレーカで保護している場合があります。

 

その際に気をつけなくてはいけないのは、
サーキットプロテクタの場合、ご存じのとおり過負荷の保護のみで短絡保護がありません。
トランスの1次側は、おもに短絡電流に注意する必要があります。

トランス事態の長い時間の経年劣化で絶縁物が劣化して短絡する場合や
2次側の短絡により短絡電流が流れます。

従って、短絡事故の場合は、サーキットプロテクタの上位にブレーカやヒューズがあれば大丈夫です。

 

漏電ブレーカの場合は、絶縁トランスの保護であれば、
漏電ブレーカと絶縁トランスの間だけになるのであまり意味がないような気がします。

どうしてもトランスの1次側に漏電ブレーカを選定したい場合は、
絶縁トランスをやめてオートトランスにすると
トランスの1次側と2次側がつながっているので漏電を検知しますのでその方がいいですね。


ちなみに2次側を漏電ブレーカにするのが一般的です。
その時は、N相を接地することをお忘れなく。


トランスは、タイミングにより電源投入時、
1次側の定格電流に対しておよそ20倍程度(あるいはそれ以上の)の突入電流があります。
時間にしておよそ0.1秒の間です。

従って、ブレーカなどは、遅延形を選び定格1次電流の約2倍程度の直近上位を選定するのが一般的です。


たとえば、ブレーカの動作特性曲線から0.1secの時をみるとおよそ10倍程度になります。
定格1次電流に対しておよそ2倍程度を選定しているのでおよそ20倍程度になります。


従って、定格1次電流を20Aとすると20倍であれば400Aの突入電流でも大丈夫なことになります。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録


【スポンサードリンク】

このページの先頭へ